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理香庵駄文録

興味があること、おもしろいと思ったことを気が向いたときに... 理香庵駄文録へようこそ。

メモリの書き換え -パソコン操作ならなんとかなるぞ-

購入したDJ-X81は、エアバンドスペシャル。

全国の航空関係の周波数がなんと1000チャンネルも書き込んであるという太っ腹サービスです。これは手間がかからなくていいや。

さっそく、マニュアルと参考本と首っ引きで、登録してあるメモリを呼び出してスキャンしてみてびっくり(わざわざスキャンしなくても付属している冊子をみればわかるのですが…)。

登録してある周波数は、北海道、東北というように全国をいくつかの地域に分け、ひとつの地域(たとえば関東)にある全ての空港や基地のあらゆる周波数をひとつのメモリバンクにガサッと入れてあるだけ。

DJ-X81のスキャンの仕方は、メモリバンクごと、バンクをつなげて、全バンクの三通り。ということは、羽田に行って、羽田の周波数だけをスキャンしたくても関東全域すべての空港・基地がスキャンされてしまうということ。こりゃメモリを登録しなおさないとダメだ。でもDJ-X81側の操作でチマチマと登録されているメモリを入れ替えるなんてやってられない。

プリセットしてある空港周波数データは、編集して使う元データと割り切ったほうがよさそうです。あらかじめ1000チャンネルものデータが入っていること自体がありがたい。

データ編集のために、4000円ちょっと奮発してPC接続ケーブルを買いました。

ウレシイことにALINCOのメモリ管理ソフト(クローンユーティリティー)はフリーソフト。でも、フリーだけにソフト自体の機能、使い勝手はお世辞にも満足できるレベルではありません。でもまあ、DJ-X81本体の周波数データをパソコンに吸い上げて、csvで吐き出してくれるだけで十分。必要な編集はEXCELで完璧にできちゃいます。EXCELで編集した後はcsvにしてクローンユーティリティ経由でDJ-X81に書き込めば完了です。

ということで、私が試した方法をご紹介します。

PCと接続してレシーバーに登録されているメモリをクローンユーティリティーに読み込んでみます。

こんな感じ。

エアバンドスペシャルでは、メモリバンクはバンク0~12の13個登録されてます(①)。

画面は羽田の周波数が登録されている箇所ですが、周波数の並びがばらばらですね(②)。これではスキャンの効率も悪そうです。そして、メモリーネームはグランドもタワーも何もかもみんな「HANEDA」(③)。

で、このデータをcsvで吐き出してEXCELで加工している画面がこちら。

D002.jpg

EXCELのワークシートひとつをひとつのバンクに見立てて(④)、そこに空港一つぶんの周波数を全部入れます。画面は羽田。

次は、周波数帳などを参考に、どの周波数が何かを調べ、メモリーネームを書き換えます(⑤)。私は、『航空無線ハンドブック2014』(イカロスMOOK)の付録『AIRBAND DATA BOOK 2014』を参考にしました。

モリーネームは6文字しか使えないので、私は3文字空港コードと管制区分を勝手に3文字に略したものを組合せました。たとえば、羽田の地上管制は「HNDGND」、同じく飛行場管制は「HNDTWR」てな具合。プリセットしてある周波数にないものがあれば追加します。

なお、メモリネームの『A』が全部小文字の『a』になっています。DJ-X81の液晶ディスプレイはアルファベットの大文字小文字両方を表示できるのですが、小文字の表示に無理がありすぎます。私には標準の大文字『A』より小文字『a』のほうがより自然に大文字『A』に見えるのです。で、Aは全部小文字。

次は周波数を昇順にソートします(⑥)。最後に『BANK-CH』を000から順番になるように書き換えてバンク一つの準備は完了です。

登録しておきたい空港や基地ごとにワークシートを分けて同じように作業します。

後の作業(クローンユーティリティのバンクテーブル書き換え)のために、バンク番号と登録したメモリの数をメモしておきます。

DJ-X81は、最大50個までバンクを定義することができますが、定義したバンクに含まれるメモリの合計をぴったり1000にしておく必要があります。

私の場合、自分で用意したバンク以外は、プリセットしてあったバンクをそのまま残して登録しましたが、周波数をいくつか追加したので合計が1000を超えてしまいました。しかたがないので、行く機会がなさそうな空港のデータをいくつか消して、合計を1000にしました。

最後に空港ごとの周波数データをバンク順に別のワークシートにコピペし、csv形式で吐き出して準備完了です。

次はクローンユーティリティ側の作業です。

クローンユーティリティを起動して、まず最初にバンクテーブルを編集します。残念ながら、我がフリーのクローンユーティリティ君はcsvのBANK-CHデータを読み込んでバンクテーブルを定義しなおしてくれないからです。先ほどメモしたバンク番号と登録したメモリの数を参照しながら、バンクごとのメモリ数を入力します。全てのバンクのメモリ数を入力したら、『Bank Read』をクリックしてバンクテーブル情報をDJ-X81に読み込ませます。念のため、クローンユーティリティのBANK-CHが読み込ませたテーブル情報と一致しているか確認しておきます。

D003.jpg

画面は、csvデータを読み込んだ後のものですが、⑦が定義しなおしたバンクテーブルです。このバンクテーブル定義を間違うと、せっかく準備した各空港の周波数が正しいバンクに登録されない、ということになってしまうのでご注意のほど。

最後の仕上げは、csvで吐き出しておいたデータをクローンユーティリティにインポートし、DJ-X81に書き込んですべての作業が完了です。

めでたしめでたし。

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